平成21年に推進されたスクール・ニューディール構想。
これを機に、全国の学校へ、パソコンやデジタルテレビ、電子黒板が大量導入され、
校内LAN整備が飛躍的に進みました。
当時、大量のパソコンを買い取る形で導入された学校も多いことでしょう。
それから約三年が過ぎようとしている昨今、
大量導入したそれらICT機器に環境の変化が押し寄せています。
大量の買い取りパソコンも一度にすべて入れ替えるには莫大な費用が掛かります。
そして最近、学校でも家庭でも、急速に導入が進んでいるタブレットパソコン。
生徒一人一台のタブレットパソコンによる授業や、デジタル教科書の普及も
どこかで導入の検討が必要です。
それでは、スクール・ニューディール構想で導入した学校ICT機器について、
今後はどのように考え、どう対応していけばよいのでしょうか。
(2012年11月公開)