今回の国際教員指導環境調査の対象は、34の国と地域。
調査の結果、日本の教員の仕事時間は週53.9時間と、参加国で最多。
参加国平均の38.3時間とは大きな差があることがわかりました。
その一方で、日本の教員が指導(授業)に使った時間は週17.7時間。
仕事時間53.9時間に占める割合は32.8%で、
参加国中最低ということになります。
また、日本の教員は校務や事務処理、授業準備に対して、
他国よりも週5.3時間も多くの時間をかけており、
管理職の72.4%が支援職員の不足を課題としていることもわかりました。
「長時間労働を認識しているが、現場の対応には限界がある」
そんな考えを持つ先生方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。