調べ学習の一つの方法に、デジタル百科事典の利用があります。
以下は、デジタル百科事典を使った調べ学習の調査結果です(右図参照)。※1
・「そう思う」「少しそう思う」の合計が、
「使いやすかった 91%」
「調べたいことを調べることができた 86%」
「説明はわかりやすかった 89%」
この結果からは、デジタル百科事典がインターネットと同様、
児童・生徒に受け入れられやすいことがわかります。
児童・生徒向けデジタル百科事典の主な特徴は、正確な情報の掲載、
年齢に合わせた用語の解説がされていることはもちろん、
写真やイラスト、動画などの掲載、関連事柄へのリンクなどがあります。
教員は、デジタル百科事典を使うことで、調べ学習に向けての
事前準備の時間を短縮できます。
そのほか、単元ごとに関連コンテンツが収録されているものもあるので、
それらを授業で提示して、児童・生徒の理解を促すこともできます。
児童。生徒は、デジタル百科事典で正確な情報を効率的に集められ、
調べ学習を通して、楽しみながら知識を広げていくことができます。
デジタル百科事典は、本とインターネットのよい面を併せ持っています。
※1 参照:関西大学初等部での実証実験結果をもとに学研教育出版社が作成した資料の抜粋